中年ランナーの星 鶴見辰吾は50歳でも「脱ぐと凄いボディー」

公開日: 更新日:

 15日に開催された「横浜マラソン」に出場した鶴見辰吾が、フルマラソン初挑戦にもかかわらず、3時間12分58秒という驚異的な記録で完走した。市民ランナーの間では「サブ4」と呼ばれる4時間以内での完走が夢とされる中、全マラソン選手で4%前後しか達成できないといわれる3時間以内の完走(サブ3)も目前という大記録。50歳、しかも初マラソンでの達成に、マスコミばかりではなく、1000万人ともいわれる市民ランナーを驚かせている。

 鶴見といえば、マラソンというより自転車好きで知られている。自宅のある横浜から都内のスタジオやロケ現場までの数十キロを平然と自転車で行き来する。自転車の活用を推進するNPO団体から、故・忌野清志郎の後を継ぐ「2代目自転車名人」を襲名し、今でも月平均2000キロをロードバイクで突っ走っている。ブログをのぞいても、自転車関連のカキコミの隙間に仕事の報告があるほどの入れ込みよう。そんな自転車オタクがなぜ、マラソンに挑戦したのか。

「マラソン大会に出場したのは、地元開催の大会で初めてフルマラソンの部が設けられたから。50歳になった記念の意味もあったようです。自転車の時も、初チャレンジで70キロ走破してみたり、通算走行1000キロにも満たないまま大会に出場したり、自分で自分を試すようにどんどん大きなことに挑戦したくなるタイプ。マラソンは、昨年10月からひそかに練習をはじめ、ハーフマラソンに出場するなど、月に200キロくらいずつ走っていました。脱ぐと、とても50男とは思えないムキムキボディーだそうです」(芸能ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし