田代まさしが激白 リーダー鈴木雅之と志村けんの言葉の重み

公開日: 更新日:

「ダルク」に来てオレにも居場所があると思えるようになった。この年で刑務所に2回も行ってたら世の中、居場所なんてないからね。前に捕まったときは「早くこの過去を消したい」と思ってたけど、今はこの十字架を一生背負っていこうと思える。

 「ダルク」のプログラムで教わるのは「今日一日だけクスリをやめよう」ということ。08年にマスコミの前で「もう大丈夫、やめました」と言ったときは、自分の意志と根性でやめるものだと思ってたけど、今は「本当にクスリやめたんですか」と聞かれたら「いや、お約束できない」と言えるようになった。今日も一日やらないで済んだ、その積み重ねしかないと気付きました。

■志村さんの楽屋に土下座しに行ったら…

 捕まるたびに周りの人を傷つけてきたけど、リーダー(「ラッツ&スター」鈴木雅之)もそのひとり。去年、出所してすぐリーダーやメンバーには謝罪メールを送り続けていたけど、全然返信が来なかった。

 でも、正月明けになってリーダーから、「日本は1回は許すお国柄だ。2度3度になるとみんなの信用を取り戻すのは難しい。でもお前には一生懸命生きてほしい。歩幅は狭いかもしれないけど、一歩一歩ちょっとずつ前に進んでほしい。いつもそばで見守っています」という返信が来ました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃