田代まさしが激白 リーダー鈴木雅之と志村けんの言葉の重み

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「ダルク」に来てオレにも居場所があると思えるようになった。この年で刑務所に2回も行ってたら世の中、居場所なんてないからね。前に捕まったときは「早くこの過去を消したい」と思ってたけど、今はこの十字架を一生背負っていこうと思える。

 「ダルク」のプログラムで教わるのは「今日一日だけクスリをやめよう」ということ。08年にマスコミの前で「もう大丈夫、やめました」と言ったときは、自分の意志と根性でやめるものだと思ってたけど、今は「本当にクスリやめたんですか」と聞かれたら「いや、お約束できない」と言えるようになった。今日も一日やらないで済んだ、その積み重ねしかないと気付きました。

■志村さんの楽屋に土下座しに行ったら…

 捕まるたびに周りの人を傷つけてきたけど、リーダー(「ラッツ&スター」鈴木雅之)もそのひとり。去年、出所してすぐリーダーやメンバーには謝罪メールを送り続けていたけど、全然返信が来なかった。

 でも、正月明けになってリーダーから、「日本は1回は許すお国柄だ。2度3度になるとみんなの信用を取り戻すのは難しい。でもお前には一生懸命生きてほしい。歩幅は狭いかもしれないけど、一歩一歩ちょっとずつ前に進んでほしい。いつもそばで見守っています」という返信が来ました。

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