女の話題ばかりだった火野正平 いまや“しみじみ系”で再評価

公開日: 更新日:

「へえ、この俳優、いつからこんな“しみじみ系”になったの?」――中高年の読者ならこんな感想を持った人も多いに違いない。「にっぽん縦断 こころ旅」(NHK―BSプレミアム)で日本中を自転車で旅している火野正平(66)についてだ。

 番組自体は2011年からスタートしているが、当初は放送が不定期だったり、放送時間が深夜だったりで、続けて見ていた人は少なかったと思うが、昨年あたりから朝が月~金で7時45分から、夜は火~金で19時からと定着したこともあって、目にする機会が多くなっているはずだ。

 番組中でも最近になって道行く人に「毎日見てま~す」と言われることが頻繁になっている。そこで出てきているのが冒頭のような感想だ。

「なにしろ、若いころの火野正平といったら、女の話題ばかりでしたからね~。噂になった……というか仲を認めた女優だけでも新藤恵美、小鹿みき、紀比呂子、ホーン・ユキ、西川峰子など数え上げたらキリがない」(ベテラン芸能記者)

 それが驚く変わりようだ。視聴者から寄せられた手紙をもとに日本中を自転車でエッチラオッチラやっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした