“ガッテン”と“チョイス”出色 NHK健康バラエティーの実用度

公開日: 更新日:

 最近のNHKは健康番組が充実している。

 おなじみの「ためしてガッテン」だけでなく、Eテレで2年前に始まった「チョイス@病気になったとき」(土曜20時)もおもしろいし、役に立つ。「ガッテン」と同じで、毎回1つの病気を取り上げ、一般患者のVTRを見てスタジオで解説するのだが、「チョイス」はタレントゲストがいない分、代わりに医者がたっぷり説明してくれるからより専門的だ。

 司会の星田英利(元ほっしゃん)はどことなく病気持ちの中年に見える。先週の下痢特集では「僕も食中毒になったとき、上から下から……」と経験談を話していた。また、医者の言う対処法に「へー、そうなんですか!」と感心するところなどは、視聴者の代弁者になっていて好感が持てる。

 前日(金曜)の同時間の「団塊スタイル」は、団塊世代の趣味や生き方がテーマ。そこでも定期的に健康を取り上げていて、先週は「どうする?気になる体のニオイ」。加齢臭の原因、においでわかる病気など中高年には興味あるネタだった。
(ちなみに番組で紹介した、においを防ぐ作用のある食事は何か? 答えは最後に!)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束