サッカー中継解説に違和感…松木の相棒ゴン中山が機能せず

公開日: 更新日:

 女子がワールドカップで決勝トーナメントに進出し、男子が2次予選スタートとサッカー中継が盛り上がった。試合結果は明暗がクッキリと分かれたが、では、中継の解説はどちらが勝ちか?

 女子は例えばスイス戦で、なでしこはすぐボールを奪われたり、決定的な場面でシュートを外したりしていたのに、フジテレビの解説は批判せず、どちらかというと褒めてばかり。加藤與恵と山郷のぞみの元選手2人は、選手にもテレビ局にも気を使いすぎだ。その上、知名度もしゃべり方も地味。OGを出すならもっと知名度で人選してほしい。

 逆に派手で、若干盛り上げすぎなのが男子。強化試合も2次予選初戦も担当したテレビ朝日松木安太郎&ゴン中山のコンビだ。松木の解説はおもしろく、かつわかりやすいとネット上で評判だが、試合展開によってはスタイルが変わる。

 4対0の楽勝だったキリン杯のイラク戦では「ヨッシャー!」と喜びを連発、終始明るかった。走り回るよりボールを回したほうがいいという話の時には「ボールはどんなに走っても疲れないからね、はっはっは!」と定番のオヤジギャグも飛ばした(アナウンサーはスルー)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは