植松晃士が語る ファッションチェック18年目の“心境の変化”
■「オネエ」と言われることは全然気にしてません
かつて「おネエ★MANS」という番組をやっていたので、僕は「オネエ」の部類に入るんだと思います。もともと子供の頃から男よりも女の友達の方が多かったし、男の子のやるような遊びはしなかったので、そういうところは女の子的。女装の趣味はないけど、中性的な感覚はあるし、それはそれでいいんじゃない? どう思うかは人さまが決めることで、自分が決めることじゃない。「オネエ」と言われることに関しては全然気にしてません。
これまでファッションや美容、ジュエリーに関わってきたけど、今は「習い事」に興味があって。キャリアを積んでいくと、若い人に「教える」ことはあっても「教わる」ことがなくなってきて、物の見方が“一方通行”になって頑固な雰囲気になっちゃう。それで、小さい頃に習っていたピアノを復活させて、お花を月1~2回通い始めたの。
お花の方は假屋崎先生のような芸術性の高いものではなく、一般の人目線のもの。お花をたくさん買わなくても、引き出物で余ってるグラスに3輪だけお花を買って生けてもすてきになるような感じ。暮らしの空間もおしゃれにして24時間、心を豊かにする方法を見つけていきたいなと思ってます。