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藤本一彦

テレビ朝日総合編成局制作2部プロデューサー。角川映画などを経て、06年にテレビ朝日入社。助監督、監督、プロデューサーとして35年間テレビドラマの現場に携わり、これまで「味いちもんめ」「7人の女弁護士」「砂の器」「刑事一代」「点と線」などを手がけている。

〈4〉「2時間ドラマ」の主役級が全力で脇役に徹してくれる

公開日: 更新日:
テレビ朝日「科捜研の女」(提供写真)

 昨年、私が「科捜研の女」担当になったときに痛感したのはチームワーク、絆の強さでした。役者というものは本当なら自分が“4番打者”になりたいと考える人が多いものです。それなのに「科捜研」メンバーは番組を良くするために、自分の役割をよく考えてくれるのです。「俺は1番バッターで足でかき… 

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