視聴率減速の「下町ロケット」 なぜ2部制に?と疑問の声

公開日: 更新日:

コラム【桧山珠美「あれもこれも言わせて」】

 秋ドラマで視聴率ナンバーワンの「下町ロケット」(TBS系)。15日の第5回の放送で無事にロケットが飛び立ち、めでたしめでたしと第1部が終了。22日の放送から第2部「ガウディ計画編」に突入した。

 第1部では東国原英夫、春風亭昇太、恵俊彰、キングオブコメディの今野浩喜らが登場、意外なキャスティングが話題になった。第2部「ガウディ計画編」でも世良公則、石倉三郎、今田耕司、さらにはバカリズムも出てくるとかで、とにかく賑やか。番組サイトの人物相関図を見ると、フリージャーナリスト咲間倫子のところが「?」となっていて、まだ配役は発表されていない。さらなるサプライズもありそうだ。

 ただ、ミュージシャンからお笑い芸人まで意外性を追求し過ぎて、なんだか「かくし芸大会」のドラマみたいになってきている。どう転んだって今田が“ゴッドハンド”を持った一流外科医になど見えやしない。小泉孝太郎は、今までにない悪役をやるということでやる気満々のようだが、阿部寛の迫力に対抗するにはまだまだ力不足というか、お子ちゃま過ぎてこれまた、なんだかな~って感じだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い