サップvs.曙も視聴率振るわず フジ大晦日「RIZIN」の顛末

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 昨年大晦日にNHKと民放各局が放送した番組の視聴率が発表されたが、フジテレビが放送した格闘技イベント「RIZIN」は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)だった。

 かつて同局は大晦日に人気格闘技イベント「PRIDE」を中継していたが、格闘技中継は10年ぶり。PRIDE時代には最強を誇ったヒョードルの復帰戦、「400戦無敗」の称号を持つヒクソン・グレイシーの後継、クロン・グレイシーVSレスリング一家の“俊英”山本アーセン、ボブ・サップVS元横綱・曙の再戦など、魅力的なカードを揃えたのだが……。

「PRIDE時代は常にチケットが入手困難だったが、今回の大晦日興行の客入りは7~8割程度。事前の盛り上がりにも欠け、一般視聴者の関心もかなり薄かった」(格闘技担当記者)

 選手の知名度の差か、かつてサップVS曙同様、紅白を脅かす視聴率を記録した、魔裟斗VS山本KIDのエキシビションマッチを生中継したTBSの「KYOKUGEN」は9.0%と「RIZIN」を上回ってしまった。

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