R-1優勝ザコシ語る<上> 決勝前日も水道メーター検針バイト

公開日: 更新日:

 今月6日に開催された「R-1ぐらんぷり2016」(フジテレビ系)で優勝したハリウッドザコシショウ(42)。黒パンツにテンガロンハットをかぶって披露する「誇張モノマネ」でピン芸人の頂点に立った。同期には陣内智則、ケンドーコバヤシ、「中川家」と人気芸人の名前がズラリ。芸歴24年目で栄冠を手にするまでの道のりと明るい(?)未来について聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「R―1」優勝後も何ひとつ変わることなく、入った仕事はこの取材とラジオ1本だけ、というのは冗談で(笑い)、ここで「すげえ仕事入ってきたんですよ」って言うと、他の嫉妬深い芸人から総スカンを食らうんです。

 この前、ケンコバのラジオに呼ばれて「仕事増えた」って言ったら「畜生!」と言ってましたから。あんなに売れてるのに、僕が売れるのは嫌らしい。僕にはずっと煮え湯を飲んでてほしいみたいです。

「R―1」の2カ月くらい前に、ケンコバと(ザコシショウと同じ事務所の「バイきんぐ」)小峠で飲んだとき、僕が酔っぱらって「何でオレは売れねえんだよ!」と暴れ倒していたらしいので、本当に取れてよかった。1位と2位じゃあエラい違い。もし2位だったら、この取材もなかったでしょ? だからうれしい限りです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"