瀬戸カトリーヌ 女優の道を切り開いた三谷幸喜の“大抜擢”

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 関西出身で、日仏ハーフの西洋風の顔立ちながら、関西弁を操る瀬戸カトリーヌさん(40)。デビュー当初はバラエティ―番組で注目されたが、女優への並々ならぬ思いはその頃から。それをかなえてくれたのが三谷幸喜さん(54)だ。

  ◇  ◇  ◇

 20代の頃はバラエティー番組によく出させていただきました。でも、テレビに出る前は大阪の「OSK日本歌劇団」の養成所に2年間通い、お芝居や歌のほかに、日舞、狂言とかの稽古も受けていました。卒業後は違ったジャンルのお芝居をやりたくて、アテもないまま20歳のときにひとりで上京。それでテレビのバラエティーに出るようになったものの、なぜ面白がられているのか分からないし、心の中ではどうしたらお芝居の方にいけるんだろうって葛藤があって、演技のワークショップに行ったりしたんです。

 そんなときに出会ったのが三谷幸喜さんでした。

 2000年に「面白い舞台があるよ」と教えてもらって、三谷さん脚本・演出のミュージカル「オケピ!」の初演を見に行ったんです。そうしたら、なんじゃこりゃ! と。脚本の面白さ、役者の圧倒的な熱量、会話のテンポの良さに圧倒され、感動しました。

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