ジャニー社長が突然…SMAP解散“完全否定”の狙いと今後

公開日: 更新日:

「どこにでもいそうな風貌もさることながら、ジャニーさんは気のいいおしゃべりなお爺チャン。1月の騒動の渦中には人前に出させてもらえなかったようですし、たまってたんじゃないでしょうか」(芸プロ関係者)

 日本中を震撼させたSMAPの分裂&解散危機騒動から3カ月半。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(84)が4日、自身がプロデュースする若手主演の舞台の説明会の席で口を開き、「皆さんが絶対聞きたいと思うのはSMAPのことでしょう」と突然切り出したという。

 翌日のスポーツ各紙には「解散なんてするはずない。冗談じゃない」といった完全否定の文言が躍った。もっとも、デビュー25周年イベントについて「盛大にやるべき。周りに遠慮したり、萎縮する意味もない」と諭す発言は、SMAPがいまだに“腫れ物”であることを露呈した。

「これ以上ない絶好のタイミングで満を持した発言だったと思います。世間が抱く解散説を一蹴するだけでなく、9月あるいは遅くとも年内に行われる25周年コンサートの開催に向けた準備期間が必要。SMAPメンバー、他の所属タレント、そしてスタッフに対しても向けられた大号令は、ジャニーズは一枚岩であることを強調し、立て直しを図ろうという決意を感じます」(芸能リポーターの川内天子氏)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情