“コンビニの神様”鈴木敏文氏死去…セブン-イレブンは他社を圧倒する「食の質」で高価格を実現

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 セブン-イレブンを日本に持ち込んだ鈴木敏文氏が5月18日、心不全のため93歳で死去した。

 鈴木氏は中央大学を卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て、1963年にヨーカ堂(現イトーヨーカ堂)に中途入社した。

 視察で米国を訪れた際、現地で成長していたコンビニ業態に着目。商店街が発達する国内では「時期尚早」と反対論も根強かったが、ヨーカ堂社長・伊藤雅俊氏の理解を得て、セブン運営元の米サウスランド社とライセンス契約を締結。74年に豊洲でセブンの国内1号店を出店した。酒屋を改装した店舗で、当初の品ぞろえは米国の店舗を参考にした。最初に売れたのはレジ横のサングラスだったという。鈴木氏は78年、セブン-イレブン・ジャパンの社長に就任した。

 70年代当時から、おにぎりやおでんを販売。おにぎりは家庭で作るものとされていたが、時短需要を狙った。店舗展開では一定地域に集中的に出店する「ドミナント戦略」で物流効率を上げた。

 フランチャイズ(FC)展開により国内店舗数は93年に5000店舗を達成し、2003年に1万店舗を超えた。ファミリーマートやローソンもセブンと同時期に1号店を出店したが、現在のセブンの店舗数は約2.2万店であり、1.6万店のファミマ、1.5万店のローソンを大きく引き離す。

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