修正液で爪白く 浜田ブリトニーが語る“黒ギャル貧乏時代”

公開日: 更新日:

「ホームレスギャル漫画家」のキャッチフレーズでコミック界にデビューしたのは10年前。渋谷を徘徊する“ギャル”の生態をギャル目線で描いた作品で一躍有名になった浜田ブリトニーさん。初めて語る、ホームレスになった理由とその実生活とは……。

  ◇  ◇  ◇

 私、18歳で家出をしてそれからの約8年は住所不定で、泊まるところを転々とするホームレスだったんです。家出の日は絶対、忘れません。だって、高校3年の4月7日、私の誕生日だったんですもん。この日、私は退学届を出して自宅のある千葉市から東京・錦糸町へ。18歳になり、晴れて寮付きのキャバクラで働けるようになったためです。

 キャバ嬢になった理由は、家がとんでもなく貧乏で、私が稼がないと両親の生活がままならなかったから。父は広告関係の会社を経営していたけど、長引く不景気で慢性的な赤字状態。母は病弱で働ける状態ではなく、10歳ほど年上の兄は両親とうまくいってなくて家に寄り付かず、生活費はあてにできない。

 だから、小学校の高学年ぐらいからお米は何とかしても、オカズの材料が買えなくて。しょうがないから1本10円の駄菓子「うまい棒」を砕いてフリカケ代わりにしたり、スナック菓子「じゃがりこ」を水でふやかしマッシュしてサラダにしたり、どちらかをご飯にのせてお茶漬けにしたり……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」