NHKの歌謡番組で常連 31歳丘みどりは“演歌界の団地妻”

公開日: 更新日:

 まだ1年を折り返したばかりというのに、「今年の年末が楽しみ」と呼び声の高い歌手がいる。それも、「丘みどり」というあまり聞き覚えのない(失礼!)演歌歌手だからビックリだ。

「なにしろ、NHKへの貢献がハンパじゃないのです。昨年の後半あたりから総合の『歌謡コンサート』にチラホラ出始め、今年に入るとほぼ毎週、その勢いは4月から『歌謡コンサート』を引き継いだ『うたコン』でも衰えを見せず、まるでレギュラーのように登場しています。もちろん、BSの『新・BS日本のうた』や『歌う!SHOW学校』でも同様なのです」(音楽関係者)

 その余勢をかってか、6月にリリースした新曲「霧の川」は発売2週目にしてオリコン演歌チャート1位を獲得している。

 実は新人歌手ではない。84年生まれの31歳。演歌好きの祖母に連れられ、さまざまなコンサートに行く中、鳥羽一郎に衝撃を受け、子供の頃からの夢は「演歌歌手になること」。18歳でチャンスは巡ってきた。ところが、事務所の方針は「アイドル歌手」。「NO」とも言えずデビューを果たしたが、幼い頃からの夢を捨てきれず、ようやく05年に演歌転向を果たした。以来、先月までで7枚のシングルを出している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」