フォーク3人組「日暮し」武田清一さんはレコード収集家に

公開日: 更新日:

 透き通るような女性ボーカルと、男性ハーモニーが絶妙だった3人組フォークグループの「日暮し」。情緒ある詞と曲調が心に響いたものだ。1977年発売の「い・に・し・え」が中野良子主演のテレビドラマ「恋歌」(日本テレビ系)の挿入歌として20万枚を超えるヒットとなった。79年に解散。ちなみに女性ボーカルの榊原尚美さんは、杉村尚美として、その後ソロで活動、「サンセット・メモリー」をヒットさせた。グループのリーダーで、作詞・作曲のほとんどを手掛けたのが武田清一さん(66)だ。今どうしているのか。

■RCサクセションの前身バンド

 実は武田さん、09年に亡くなった忌野清志郎(本名・栗原清志)さんの国分寺市立第三中学校の2年先輩。「セイちゃん」「キヨシ」の仲で、バンドを組んだこともある。

「ボクが高3、キヨシが高1の時でした。彼の同級生の3人でザ・リメインダーズ・オブ・ザ・クローバーってバンドをつくったんです。外国のバンドのコピーが当たり前だった時代、ボクらはオリジナル曲に挑みましてね。キヨシは当時からものすごく音楽的な才能を感じさせる、繊細な少年でした」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?