「日暮し」元ボーカル杉村尚美さん 復帰望む声も興味なし

公開日: 更新日:

 1973年、武田清一、中村幸雄さんと結成したフォークグループ「日暮し」のボーカルとして、ヒット曲「い・に・し・え」を歌った榊原尚美さん。その後、杉村尚美と芸名を変えソロデビュー。81年、日本テレビ系のドラマ「炎の犬」の主題歌「サンセット・メモリー」が大ヒットした。伸びやかな歌声とともに、その美貌は際立っていたが、今どうしているのか。

 会ったのはJR国立駅から歩いて8分の「Cafe Sings」。「日暮し」のリーダーだった武田清一さんがオーナーの店だ。で、杉村さんから渡された名刺には「株式会社アベカンパニー 取締役・阿部尚美」とある。

「主人がやってるコンサルティング会社です。阿部は現姓ですけど、肩書は完全に名前だけのペーパー役員、フフフ。毎日、娘が連れてくる初孫と遊ぶのが楽しみな、ごくフツーの専業主婦ですよ」

 シックなグレーのワンピースを着て、まさに落ち着いた奥さまといった風情の杉村さんは、29歳で結婚したのを機に引退。美容アドバイザーに就いた。

「当時、主人が自然派化粧品を扱ってた関係で、化粧品や食事などの相談に乗るアドバイザーになりました。とはいえ、2人の子どもの子育てに追われ、小学校の役員をやったりして、アドバイザーは実質、1年くらいしかやってないんじゃないかしら」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁