NHKが一縷の望みをかける 「SMAP紅白出場」の大バクチ

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 紅白の功労者ともいえる大物歌手が続々とステージを去る中、茶の間の視聴者はついてくるのか。芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。

「かつて森進一、布施明、小柳ルミ子、沢田研二ら『渡辺プロ』所属の歌手が、紅白を“占拠”したことがあります。その時は歌手にそれぞれの個性があった。もちろん、ジャニーズも各グループに個性はある。しかし、中高年にとっては、同じ“少年”にしか見えないかもしれません。こういう特定の事務所に偏った状態が続けば、ジャニーズに興味のない視聴者は白けるし、紅白が根本からダメになっていく気がします」

 それでもNHKが一縷の望みをかけるのがSMAPの出場だ。紅白のチーフプロデューサーは最後の最後までジャニーズ事務所と交渉を続けていくことを明言している。

「ピコ太郎と一緒に“お笑い企画枠”が濃厚だった『RADIO FISH』が発表直前になって、急きょ出場歌手に“昇格”した。今年は昨年の51組から5組減の46組で1組あたりの持ち時間が増えている。NHKはSMAPが出場する場合に備えて最後まで“枠”を空けて待っているのでしょう」(レコード会社関係者)

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