スポンサー料8億円とも…東芝「サザエさん」降板は本当か

公開日: 更新日:

 そのテレビスポンサー料はどの程度、負担しているのか。前出の関係者は言う。

「東芝はフジテレビのサザエさんに加え、TBSの日曜劇場、BS日テレの番組提供もやっているが、サザエさんだけで月間7000万円程度、年間で8億円超の支出とされます。サザエさんは現在1社提供ではないので、年々減額していると聞きますが、それでも“微々たる負担”とは言えません」

■実業団と選手はどうなる?

 一方、実業団チームの存続はどうか。監督・コーチを含めて総勢36人の東芝野球部、同じく63人の東芝ラグビー部がある。

「チームは社員選手とそれ以外のプロ契約選手などが混在していますが、現段階では、実業団はこれまで通り活動していく見込みです」(広報・IR部)

 万が一、廃部となれば選手たちはどうなるのか。

「東芝は関連会社の所属選手が少なくない。彼らの行く末は、その会社の事業など経営状態に左右されるでしょう。ラグビー部は日本代表クラスの選手が多いので、仮に休部になっても引き取り手はいくらでもいる。問題はそれ以外の人です、チームは16-17シーズンのリーグ戦で6勝9敗と低迷した。廃部となれば、社員でない選手は職探しを始めないといけません」(ラグビー関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手