「運動後は舌が敏感」 森脇健児が27歳で気づいた酒の味

公開日: 更新日:

 バラエティー番組「走る男」シリーズや「オールスター感謝祭」で“スポーツタレント”として定着した森脇健児さん(50)。ロケで地方へ行くと、うまい酒、おいしい肴が待っている。

  ◇  ◇  ◇

 酒を覚えたのは松竹芸能に所属して漫才コンビ「若井ぼん・はやと」のはやと師匠の弟子になってからです。ちょうど1980年代半ば。世はバブル景気に向かって駆け上がっていく時で、師匠も当時の漫才ブームのおかげで毎日、テレビ、ラジオ、寄席にと大忙し。チップもバンバン入って羽振りがよかったからね。仕事が終わると、弟子や若手の芸人を2、3人引き連れて道頓堀のネオン街を飲み歩いてました。

 それが毎晩。しかも必ず3軒、4軒とハシゴされるんですね。そして最後はヘベレケになった師匠をタクシーで自宅へ送り届け、深夜とか朝方に一日が終わる……。そんな飲み方を師匠は1年365日、うるう年の時は366日休まないんですから、酒屋の営業マンより酒の種類に詳しいほどです。ほとんど飲めなかった僕もそりゃ、強くなりますよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」