井上由美子氏は連敗中…「緊急取調室」で汚名返上なるか

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■テーマは“普通の人の怖さ”

 1961年生まれの井上氏は、大学卒業後にテレビ東京に入社したが、希望のドラマ制作に配属されず、3年で退社。シナリオ学校で学んだ後、プロットライターとしての下積み時代を経て、91年脚本家デビュー。96年のNHK朝ドラ「ひまわり」以降は売れっ子脚本家の道を突き進んだ。

「主婦の仕事をこなしながら脚本を書き続けたスーパーウーマン。モットーは視聴者がその時間だけ没頭できる作品を作ること。時代の変化に合わせて、新しいテーマを探っていく視線はずばぬけている。今回の『緊急取調室』のテーマは“普通の人の怖さ”ですから、井上氏の持ち味が発揮されたらかなり面白い作品になる」(テレビ誌編集者)

 実力通りならテレ朝にまた人気ドラマシリーズが加わることになる。

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