娘・沙也加の結婚にも無反応…松田聖子の「毒母」伝説

公開日: 更新日:

 実際、聖子は幼少期の沙也加を両親に預けて全米進出したり、養育よりも我が道を優先してきた。沙也加が高校を卒業するまで、何度も転校させたため沙也加はいじめに遭ったことも。歌手デビューした沙也加が鳴かず飛ばずだった際は米国留学を聖子は持ちかけ、これに逆らって沙也加がミュージカル女優を志すと、絶縁状態に。1回り年上のギタリストとの交際にも聖子は猛反対で、当時支払っていた給与もカットしてしまったという。

「聖子さんが全米進出中でしたか、幼い沙也加さんが暗くなるまで、ひとりローラーブレードをつけて遊んでいた姿も見たことがある。ご近所の方が心配して、ジュースか何か差し出すとうれしそうに飲んでいた。聖子さんは沙也加さんの高校卒業式も欠席でしたし、活動休止に追い込まれた沙也加さんが、駅前のスタバで一心不乱に履歴書を書いていたのを覚えています。もう何枚も。時給900円でのアルバイト経験を、以前ご本人がテレビで語っていましたが、自活するために必死だったのでしょう。そんな母不在の中で頑張って生きてきたのが、今の沙也加さんなのだと思います」(青山氏)

 娘も自分の引き立て役でしかない聖子。家族や周囲はたまったもんじゃないだろうが、「ごく普通の女性でしたら、家庭に身を捧げ、思い通りにならなくても、それを受け入れていきますよね。聖子さんにはそういうところがない。だからこそ、自分には到底できないことをやっているとファンは憧れ、応援するのです」と前出の青山氏。

「毒母」「断絶母子」などと批判されてもゴーイングマイウエー。聖子はやっぱり聖子でしかない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い