生き残り戦略か 吉幾三“引退宣言&撤回”にファン唖然呆然
歌手の吉幾三(64)がひと騒動起こしている。先月のテレビ番組で突然、引退宣言をしたかと思えば、すぐさま所属事務所が「歌手活動は休止致しません」と否定。10日付のスポニチでは、「番組で引退表明なんてしないよ。歌手活動をしばらく休むっていうことです」と“苦しい言い訳”をしている。
来年3月にデビューから45周年を迎える吉だが、実はこれまで「引退宣言→撤回」を何度も繰り返してきた。ベテランの芸能記者はこう言う。
「まず最初は89年に『家族のいる青森に戻り実業家になる』と言って、騒動になっています。その後も何度も『休養する』『引退する』と言っては、すぐに撤回するというパターン。入院のカムフラージュというケースもありましたが、基本的には、プロレスラーの大仁田厚が今年10月で7度目の引退をしますが、それと構図は同じでしょう。何かをブチ上げて、世間の興味を引き、自分をうまく売り込む。ただし、こんなことを繰り返していたら、ファンの信頼を本当に失ってしまいますよ」
吉をよく知る者は「またか」と苦笑いしているというが、ホンキで受け止めたファンは呆れているだろう。