阿川佐和子の起用で読み解く「陸王」のキャスティング力

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「同局の朝の情報番組でMCを務める真矢ミキが『下町――』で起用されたように、阿川も『サワコの朝』という冠番組を持っている。いずれも番組間の相乗効果を狙うものと思われます。『陸王』には阿川と30年来の仲の檀ふみも役所の妻役で出ていますが、女優をなりわいとする友人を上回るセリフ量をこなしていた。お見事のひと言です」

 ほかにも目新しいキャスティングが目立つ。上方落語の桂雀々(57)、歌舞伎役者の市川右団次(53)、TEAM NACSの音尾琢真(41)、緒形拳の孫でテレビ初出演の緒形敦(21)……。

 前出の桧山氏は「最近のドラマは他の作品で注目された俳優を起用するあまり、あちこち同じ顔ぶれで役者かぶりも珍しくないですが、以前は多くのテレビマンが日頃から小劇場に足を運び、新たな人材を発掘して起用するのが当たり前だった。手間もかかれば当たり外れのリスクもありますが、見る側にとっては見慣れない役者が出てくると興味を持つ。話題にもなる。半沢、下町、陸王はいずれも原点回帰のキャスティングを行い、丁寧に作っている。それが功を奏していると思います」。

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