安室・小室の引退が象徴 “平成の終焉”と軋み始めた芸能界

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 かつて勢いのあった民放ワイドショーは、芸能マスコミとしてすでに骨抜きで死に体同然。続いて紙媒体も駄目となれば、続くメディアは見当たらない。「何年かすると小室氏の不倫騒動がターニングポイントだったということになりかねません」というのはスポーツ紙芸能デスクだ。

 ある芸能関係者によると、今後芸能界でも増えていくであろう高齢化や介護疲れといった問題に対処できる体制は大手芸能プロでも未整備。前近代的な契約形態も問題視されているだけに、タレントと芸能プロという芸能界の仕組みそのものが軋み始めている。

 かくして音楽シーンを筆頭に芸能界は衰退。スターも生まれなければ、マスコミの勢いも落ちて芸能人の話題も激減。平成の幕が下りた後の芸能界に光はあるのか。

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