中村静香の告白が波紋 病院で“実名病名”呼び出しの実態

公開日: 更新日:

「ネタだよね」「ありえない」――タレントの中村静香(29)の“告白”がネット上で波紋を広げている。

 中村は、23日に放送されたAbema(アベマ)TV「必殺!バカリズム地獄」に出演し、“恥ずかしい体験”を告白した。

 何でも中村は膀胱炎になり、病院の泌尿器科を受診。薬が出されるのを待っていたが、その際に「中村さ~ん、中村静香さ~ん」とフルネームで呼ばれ、しかも「膀胱炎でお悩みの中村静香さ~ん」と病名まで添えられたと怒ってみせた。中村の告白がニュースサイトで報じられるや、「病院に勤務していますが、病名を添えて名前を呼ぶなんてありえないです」などと、ネット上は話題沸騰だ。

 まあ、バラエティー番組で“話を盛る”なんてよくあることで、目くじらを立てるほどでもないとは思うが、都内の大学病院関係者は「患者さんの個人情報の扱いは慎重の上にも慎重を期していますからねえ」と、不満げにこう話す。

「確かに15~16年ほど前までなら、患者さんを名前で呼び出す大学病院もありましたが、当時でも問題視されていました。さらに2005年に個人情報保護法が全面施行されて以降、大半が名前から番号にシフトしていった。ある程度の規模の病院なら、イマドキ名前で呼ぶなんて、まずないと思うのですが……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発