著者のコラム一覧
吉川圭三映像プロデューサー

1957年、東京都生まれ。82年日本テレビ入局。「世界まる見え!テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などを手掛ける。現在、ドワンゴのエグゼクティブプロデューサー、早稲田大学表現工学科講師を務める。著書に「たけし、さんま、所の『すごい』仕事現場」(小学館)、「全力でアナウンサーしています。」(文藝春秋)がある。

赤塚不二夫<前編>「モテるけど…タモリにはかなわない」

公開日: 更新日:

 僕はステテコの上下を着てタオルを頭に巻いた赤塚先生に聞いてみた。

「吉川と申します。初対面で恐縮ですが、先生、女性にモテるのではないでしょうか?」

 先生の包み込むような雰囲気と普通じゃない優しさと人間くささがそう言わせたのか? 先生がニコッと笑って答える。

「そう、モテるモテないで言えば、まあまあモテる……でもねタモリにはかなわない。あいつはマメだから」

 その赤塚邸には確かに目の覚めるような美女も散見されたが、シャイな赤塚さんはなかなか声をかけなかったように思う。タモリを発掘し養い、所ジョージを発見し、アルフィーの坂崎幸之助、ジャズの山下洋輔、坂田明、映画監督・山本晋也、コメディアン・書評家の内藤陳、歌手の三上寛、高見恭子、放送作家の高平哲郎、NHK演芸班の滝大作、たこ八郎、柄本明……そんな“面白グループ”と毎晩、新宿のひとみ寿司でキャベツを食べて酒を飲む。映画話で作品や俳優がわからなくなると週刊文春の表紙も書いているイラストレーターの和田誠邸に深夜何度も電話していたそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体