「半分、青い。」は秋風ロスに 豊川悦司“怪優”までの軌跡

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 今回のブームを受けて、改めて青山氏が鎌倉で直撃すると「ああ、どうも」と挨拶し、「お手柔らかに」と言いつつ、取材に応じたそうだ。

「豊川さんはサーフィンが好きで、朝、波乗りをした後、帽子をかぶって防波堤に座り、たばこをくゆらすんです。これが実に絵になって、かっこいいと評判なんです。犬との散歩といい、幼い子供との語らいといい、満ち足りた時間が今の円熟の仕事ぶりにつながっているのでしょう」

 ドラマでは「ホンマにおどれは人のDNA刺激するやっちゃのう! 何を言うとんじゃ、ワレ!1回、死んでこい!」などと河内弁全開だったが、素顔は本当にかっこいい50男。時間と経験を積み重ねた豊川にしか表現できない「秋風羽織」であった。

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