遅刻なし質疑も1時間 トム・クルーズ23回目来日も“神対応”
18日行われた記者会見の会場には400人超のマスコミ関係者が駆け付け、人気と注目度の高さをうかがわせた。
ハリウッド俳優のトム・クルーズ(56)がシリーズ6作品目となる映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(来月3日公開、東和ピクチャーズ配給)を引っさげて来日。2年ぶり通算23回目の偉業(?)を成し遂げた。
「“外タレ”の会見は時間にルーズで遅れて始まることがよくあるが、トムの場合はほぼ毎回、時間通りに始まる」(映画ライター)といった“神対応”で知られるだけに、もちろん、この日も定刻通りにスタート。しかも、1時間近くにわたって報道陣からの質疑に答えたのだった。なかでも印象的だったのは、なぜ20年以上もの間、アクションシーンに挑戦し続けるのか、へのアンサーで、
「僕は観客のために全力を尽くし、人生を映画作りに捧げている。残りの人生もすべて皆さんに捧げたいし、それしか生き方が分からないからね」
撮影中に足首を骨折するなど全治9カ月の大ケガを負ったが、完治を待たず、6週間で現場復帰。全編スタントなしで挑む“アクションバカ”の勇姿はぜひ劇場のスクリーンで。