巨人の“虚弱”に追い打ちかけるドーム病…屋外戦績は10勝20敗1分と明暗クッキリ

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 それにしても暑い。

 8日の中日戦は、東北の山形で行われたが、巨人の練習開始時、午後1時の気温は36度。試合開始の午後6時でも30度を超えていた。 

 巨人は中日ドラ1ルーキー金丸に7回2失点に抑えられたものの、丸の逆転サヨナラ打で勝利。3試合ぶりの白星で勝率を5割に戻した。

 その巨人は3日の甲子園での阪神戦で門脇と増田陸が足をつって途中交代。3タテを食らった試合後、阿部慎之助監督(46)はこう嘆いていた。

「脱水? そんな感じ。外の球場でこういう暑さだし、そういうのも加味しなくちゃいけないんだけど、内野手がこれじゃ困っちゃうよ」

 9日の中日戦は山形から福島へ移動して行われる。1日空いて11日からは敵地・横浜スタジアムでのDeNA3連戦と屋外での試合が続く。さる巨人OBがこう言った。

「原前監督時代は基本的に真夏の練習時もユニホームの白ズボン着用が義務。短パンは禁止だった。阿部監督が就任して短パンを解禁した。それどころか、報道陣にも推奨するほど。屋外の場合は練習時間を短縮するなど、暑さ対策は立てているようですが……」

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