著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

「オレは最初からわざわざ穴をあけた服は好きじゃないんだ」

公開日: 更新日:

「テレビ収録で、大量のアクセサリーと衣装を前に、『これで売れたんだから、やらなきゃ手抜きと言われちゃう』と笑っていた。楽屋でメークをしている静かな姿は、きっと絵を描く時と同じ感性や遊び心があるのだろうなと感じさせます。鏡越しに自分と対話をして、ステージまでの助走をしているんだな、とも。私が楽屋を離れ、しばらく経って戻ってみると、その日の作品が仕上がってる、という感じでしょうか」

 衣装担当だった片岡さんには、こんな思い出もあるそうだ。

「清志郎さんの休養期、『病院の冷房対策に長袖の上着を買ってきてくれない?』と連絡を受けました。夏のことでしたから長袖がなかなか揃わなかった。私が用意した中の一着、穴やほつれが特徴のダメージ加工のジャケットを見て、『う~ん。最初からわざわざ着古したふうに穴を開けたりするのは、どうも好きじゃないんだよ、オレらの世代は』と。意外な、フツーのオジさんの一面をのぞかせたひと言でした」 (つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン