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大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

「判決、ふたつの希望」 言葉の暴力と肉体的暴力への結論

公開日: 更新日:

 問われている一つのテーマが言葉の暴力である。これは、レバノンだけの話ではない。日本でいえば、ヘイトスピーチ、最近目立つパワハラ、セクハラ行為にまでつながる重要な社会問題だ。言葉の暴力と肉体的な暴力。映画が出した結論に、筆者はハタと膝を打った。

 レバノンの現実は、映画とは全く違った理不尽さで覆われていることだろう。

 だが、映画はギリギリの節度をもって「希望」を見いだすのだ。ここに感動するのである。

 

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