視聴率以上の話題に…再放送「東京ラブストーリー」の“手腕”

公開日: 更新日:

 織田裕二鈴木保奈美が共演したフジテレビドラマ「東京ラブストーリー」(1991年)が14日から、平日午後の再放送枠「メディアミックスα」(月~金午後3時50分)で放送中。関東ローカル枠だが、伝説の"月9"だけあって、ネット上も賑わせている。

「10月スタートの月9『SUITS/スーツ』に織田が主演し、その上司役で鈴木が出演することもあっての、戦略的な再放送です。平日午後とあって現役世代はオンタイムで見られず、視聴率は1ケタ台前半と数字には反映されませんが、"録画視聴派"に新ドラをアピールするのが目的です」(テレビ誌記者)

 ネット上では、当時夢中になった現在のアラフォー、アラフィフの「懐かしい」「やっぱりよくできた作品」という声に交じり、バブルを体験していない若い世代からの書き込みも目立つ。その多くは「電話がデカイ」「公衆電話」「CRTモニター&FDDのPC」「デスクでたばこ」「肩パッド」「セーターをパンツイン」「もはや時代劇」などなど、四半世紀以上前の文化への驚きや揶揄なのだが……。いずれにせよ、視聴率以上の話題になっている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です