唐沢寿明「ハラスメントゲーム」 ドラマ界の傾向に一石も

公開日: 更新日:

 唐沢といえばこれまで、最高視聴率32.1%を叩き出した「白い巨塔」や「ルーズヴェルト・ゲーム」をはじめとした人気ドラマに主演してきた。だが、ここ数年はあえて視聴率とは距離を置いた環境に自分を置いているようにも見える。

「最後に連ドラで主演したのはhulu色の強かった16年の『THE LASTCOP』、その後の主演は単発ドラマばかりで、9月には視聴率競争とは一線を画しているテレビ東京の特別ドラマ『あまんじゃく』、そして今回の『ハラスメントゲーム』。昨年にはインタビューで“視聴率は二の次。見てくれる人がすべて”とも話しています。数字が取れるドラマをあえて避けている感がありますね」(テレビ誌ライター)

 ここ数年のドラマ視聴率の苦戦の原因には、人気作のシリーズ化や人気女優におんぶに抱っこの冒険しないドラマばっかりという現状があるのは事実。「ハラスメントゲーム」が成功すれば、この悪しき傾向も改善されるかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手