暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

公開日: 更新日:

 それにトンだ被害を受けるのはコンビの相方だ。活動自粛や謹慎となれば、おのずとコンビの活動はできない。それどころか、現状を考えれば、コンビ解散、あるいは活動休止という名の実質的な解散も十二分に考えられるからだ。相方の連帯責任を負わされるのは納得できないだろう。

 しかしながら、とろサーモン村田秀亮(39)の“今後”については悲観する声は少ない。「以前から俳優でもナレーターとしても評価が高い。ピンでも十分通用する」(在京キー局プロデューサー)というのだ。

 お笑い評論家のラリー遠田氏は「もちろん、いずれのコンビも解散して欲しくない」と前置きした上でこう話す。

「そもそも『とろサーモン』は個々の活動に力を入れている一面もあり、決してコンビ色が強いわけではありません。今回の騒動で村田さんが責められるような事態にはならないと思います」

 スーパーマラドーナ田中一彦(41)に至っては「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で向上心のない芸人として出演し、仕事をやる気のないクズっぷりを露呈していたが、「それはそれで人とは異なるキャラとして評価され、バラエティーの変人枠で起用されやすい。田中さんはタレント性があり、競争率の高いトークにたけた芸人枠を狙うより、自身の個性を生かせるポジションにいる」(ラリー遠田氏)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情