著者のコラム一覧
ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

共演は? Mr.シャチホコは和田アキ子を“しゃべり”で料理

公開日: 更新日:

 最近、女帝・和田アキ子にどうも元気がない。2015年を最後に「NHK紅白歌合戦」からも声がかからなくなり、歌手としての存在感も薄くなりつつある。

 それなりに若く見える和田も現在68歳。バラエティー番組に出ていても、共演者の会話のテンポについていけない場面もたびたび見受けられるようになってきた。

 そんな中で、ある和田アキ子のモノマネ芸人が脚光を浴びている。先日、先輩モノマネ芸人のみはると結婚したことでも話題になったMr.シャチホコである。彼は和田アキ子に扮して「ウチのガヤがすみません!」「サンデージャポン」「全力!脱力タイムズ」など各局の人気番組に出演した。

 和田のモノマネをする芸人は今までにも数多く存在していた。そのほとんどは歌手である和田の特徴的な歌い方をマネるものだった。

 しかし、Mr.シャチホコが目を付けたのは、バラエティー番組に出て普通に話をしているときの和田である。

 前に出した両手を軽く振りながら、ところどころ言葉を詰まらせてしゃべる。「カメラ」のことを「キャメラ」と言い、自分が知らないタレントが登場すると「何をされてる方なの?」と尋ねる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景