米ロードアイランド州 ある女性の宝くじ1万2000ドル当選が心温まる物語なワケ
米ロードアイランド州で、ある女性が宝くじで、まずまずの当たりをものにしたが、それがホリデーシーズンにふさわしい心温まる話として注目を集めている。
同州ウェストウォーウィックのレストラン「ジェイジェイズ・カフェ」の従業員メリッサ・ブルサさん(写真)は先月24日、仕事の合間に数字選択式の宝くじ「ケノ・プラス」を買ったところ、見事に1万2000ドル(約186万円)をゲットした。
実はこの当たり、メリッサさんにとってこの数週間に訪れた2番目の朗報だった。新型コロナ禍のさなかにメリッサさんは乳がんの診断を受け、両側乳房切除術を行い、14個のリンパ節を除去。そして今年の9月、医師から「5年間がんフリー」と宣言されたのだ。
カフェのスタッフらはメリッサさんが病気が重くて仕事ができなかった時期に、寄付金を集めて家計を支えてくれたという。「ここのみんながいなかったら、私は精神的にめちゃくちゃになっていたと思う」とメリッサさん。「賞金の一部を同僚たちへのホリデーギフトに使う予定です」と語った。
宝くじのニュースはたいてい、うらやましいだけだが、確かにこのニュースは良い話。祝福の気持ちしか湧いてこない。


















