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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(37)アロマ効果は抜群!夫婦喧嘩を減らし、プレゼントの節約になる?

公開日: 更新日:

 夫は私に何も感謝せず、クリスマス&誕生日プレゼントを10年間もらったことがないという女性に、「デパートのブランド品のSALEのチラシを枕元に置くよう」アドバイスしました。

 ところが、「おこめ券も現金ももらえるかわからないし、12月の値上げは217品目もある。生活費は増えるばかりだしね。家賃も上がって大変だけど、残業が減り給与は下がった。プレゼント買うお金もない」などと言い訳されたそうです。

 2人とも任期付き契約社員。毎年、この時期は、来年の契約更新が不安で喧嘩が増え、プレゼントどころではないそうです。

 そんなときには香りで解決することです。

 香りマーケティングでは「プルースト効果」(ある匂いを嗅ぐことで記憶や気持ちを呼び覚ます現象)があります。

 例えば、最初のデートの時につけた香水と同じ香りがすると、かつての恋人や自分を思い出すでしょう。木の匂いがすると、祖父母の実家を脳が記憶していたり、夕飯時に近所から漂ってくるカレーの香りを嗅ぐと、新婚当時、夫が料理教室で作ったカレー料理を思い出すこともあるでしょう。

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