すでに“24時間”内定…キンプリが継承するジャニーズ帝王学

公開日: 更新日:

 SMAPに続き嵐というドル箱スターを失うことになるジャニーズ事務所にとって、大きな課題が次世代を担うアイドルグループの育成だ。

「CDやコンサートの売り上げが激減するなか、所属タレントをニュースキャスターにするなどアイドルの多角経営路線にチャレンジしてきた。しかし、しょせんはその場しのぎの策にすぎなかった。ジャニーズの原点はアイドルの育成。苦しい今だからこそ、基本に戻ろうと、所属タレントの人事権を持つ系列会社『ジャニーズアイランド』の代表取締役社長に滝沢秀明が就任した」(事情通)

 タッキー肝いりのアイドル育成プロジェクトが立ち上がり、白羽の矢が立ったのが昨年5月にデビューした「King&Prince」(以下キンプリ)。ジャニーズ事務所は総力を挙げてスーパーアイドルグループとして帝王学を授けるべく、日々、特別研修を行っているという。

 業界関係者がこう話す。

「研修の目玉は女性やお酒にまつわる“スキャンダル対策”です。この手の話で事務所を解雇されたり、干されたりした先輩の事例を挙げ、担当マネジャーや事務所幹部らが丁寧に解説するんです。メンバーはこの後に質問攻めになる。どうしたらこのスキャンダルは起きなかったか? あるいは未然に防げたか? 起きてしまった場合の対処法は? など。及第点に達しないと何度でも同じ質問が行われるんです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る