梨花ショップ全閉店…7年で撤退の裏に若者のプチプラ志向

公開日: 更新日:

 モデルでタレントの梨花(45)が2日、プロデュースするライフスタイルショップ「MAISON DE REEFUR」の全店舗を年内で閉店するとSNSで発表した。

 同ショップは2012年に東京・代官山に1号店をオープン。洋服やファッション小物、日用雑貨などを販売し、現在は横浜など全国に6店舗を展開。閉店理由については、「私の力不足も含めてこの大きなビジネスを保つことが、とても難しいと感じるようになりました」と説明した。

「オープン初日は2000人が列をなし、年間35万人が来店。オープン1年後の13年4月には40歳になることを機に、ガーリー路線から大人シンプル路線へと変更したのが大当たり。当時は1カ月に1億円も売り上げることもあり大盛況だった」(ファッション業界関係者)

 その後、梨花は15年から家族とともにハワイに移住。ロイヤルティーがっぽりで悠々自適のはずが閉店とはどういうわけか。

「今の若者世代はお金をかけないプチプラ(=プチプライス)志向。梨花の店で売っているのと同じような商品が安く手に入るようになったため客足が遠のいた。いつも日本にいればそのあたりは敏感にキャッチして価格や品質を改定できたはずだが、それができず売り上げもガタ落ち。大きな赤字を出す前に撤退を決めたのでしょう。それでも、生き馬の目を抜くファッション業界で10年続いたのはリッパです」(女性誌編集者)

 今後は、来日してのタレント活動が増えそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲