乃木坂46高山一実に若年層共感 処女小説20万部突破の秘密

公開日: 更新日:

 乃木坂46の高山一実(25)が、処女小説「トラペジウム」(KADOKAWA)の20万部突破を記念するお渡し会を新宿・紀伊国屋書店で開催した。昨年11月28日に発売、3カ月経たずして20万部を突破。さらに今月10日から電子書籍の発売も開始した。

 高山は「この本は夢をかなえるプロセスが美しいということを伝えたかった。映像にするなら、主人公の東ちゃんのように全国にいるアイドルに憧れている子をオーディションでキャスティングして、ゆくゆくは乃木坂46に入ったら面白いだろうなと思います」と語った。

 それにしても出版不況のいま、20万部はスゴイ。

「本を読まない小・中学生が購入し、初めて本を読んだという感想を多数いただいております。現在、ベネッセの会員サイトの試し読みで子供たちから1日に5000通もの感想があり、活字離れが進んでいる若年層に共感していただき、売り上げを伸ばしています」(出版社広報担当者)

 多忙なアイドル活動の中「カフェやテレビ局の食堂の隅で書いていました」という高山。時間の使い方も集中力も一流のようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗