著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

お前以外とは…互いに人生をかけた「カミナリ」のコンビ愛

公開日: 更新日:

「キミの人生はオレの人生だし、オレの人生はキミの人生なんだよ。一緒に歩んでいくの」(カミナリ・竹内まなぶ/TBS「水曜日のダウンタウン」3月27日放送)

 カミナリの竹内まなぶ(30)は番組で、相方の石田たくみ(30)が怪しい数珠や水晶を持ち出したことに愕然としていた。2人は保育園からの幼なじみ。たくみは、そんなヤツではなかったからだ。さらに占い師の助言で「夢門」と書いて「たくみ」と読ませる名前に改めるという。たくみの行動に真剣に反対し、まなぶが放った一言が今週の言葉だ。

 まなぶは、「そいつが、そんなクソみたいなもの買わされて、着けて信じて、名前改名するとか、ふざけんなと思うよ」と続けた。たくみが占い師のおかげで大きい仕事が決まったと言うと、「キミの努力だから!」「芸人って気づきにくいのよ、努力に」と真摯に語りかけた。

 一連の流れは「なにやら占い師に傾倒し始めた相方が改名を訴えてきても応じられない説」の検証ドッキリ。いつもは天然そうで、どこか弱々しい彼が、本気で怒る姿は感動的だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」