ピエール瀧様には「ビューティフル・ボーイ」を観てほしい

公開日: 更新日:

 映画パーソナリティー&映画心理カウンセラーのコトブキツカサが“今、旬な”人々に映画を処方して、より良い日々を送っていただこうという勝手なコラム。

 僕が初めてピエール瀧氏にインタビューしたのは、映画「凶悪」で第68回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞したときでした。自分の演技についてはほとんど語らず、監督やスタッフ、そして共演者たちに感謝の言葉を紡いでいましたが、今回、自身の罪で周囲に多大な迷惑をかけてしまったことに驚きました。学生時代、石野卓球氏とのユニット電気グルーヴとして破天荒で毒々しいトークを繰り広げる深夜ラジオに憧れ、同じ静岡出身の瀧さんは尊敬する存在でした。最近では邦画界で確固たる地位を築いていたのに……。

 相方・石野氏のツイートも賛否(個人的には今回の卓球さんのツイートには瀧さんへの愛しか感じていませんが)ありますが、今、最も大事なのは“再び麻薬に手を出さない”ということ。

 その前提で今回、ピエール瀧氏に処方したい映画は、現在公開中の「ビューティフル・ボーイ」です。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景