1クール3カ月は短すぎ? 連ドラに“中長期放送”増えるワケ

公開日: 更新日:

 沢口靖子(写真)主演「科捜研の女」が好調だ。今回はテレビ朝日開局60周年と番組20周年を記念し、1年間にわたって放送することが決まっている。

「1999年にスタート。沢口演じる榊マリコら科捜研のメンバーが事件の真相解明に取り組む人気ドラマで、『相棒』と並ぶテレ朝のキラーコンテンツです。安定した視聴率が確保できるからこその通年放送でしょう」(ドラマウオッチャー)

 テレ朝は昼ドラ「やすらぎの刻~道」も1年間放送する。

「前作『やすらぎの郷』は半年間放送して話題になりました。前回同様、脚本家の倉本聰に、意気に感じた石坂浩二や浅丘ルリ子ら往年のスターが総出演するシルバー向けで、ハズキルーペをはじめターゲットがはっきりしたスポンサーが集まりやすいのも一因でしょう」(ドラマ関係者)

 今期は日本テレビが「あなたの番です」で2クール(半年)放送にチャレンジしている。

 日本の連ドラは1クールが3カ月と短すぎて海外に番組販売しづらいといわれる。短期決戦から中長期にカジを切る流れ?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ