著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニー喜多川氏にお墓問題が…ファンが殺到する可能性

公開日: 更新日:

 雑音は葬儀と共にシャットアウトした感もある。ともあれ、ジャニーさんの葬儀は滞りなく終わった。すでにタレントに笑顔も戻り、一段落しているが、諸問題もくすぶっている。真っ先に直面するのがお墓の問題。喜多川家先祖代々の墓か、それとも事前にジャニーさんが墓地を購入しているのか、墓所を公表するかどうか難しい問題がある。今回の家族葬は「青山斎場」など公的な場所でなく、滝沢秀明がジュニアを育てるスタジオとしてジャニーさんが生前に用意していた「ジャニーズイランド」の稽古場で行われた。近年、所属タレントも忠告している一部の過激ファンが押し寄せることを避ける目的もあったのだろうが、墓はそうはいかない。本来、月命日などタレントがいつでも墓参りできるような形が望ましいが、墓は「聖地」と化し、ファンも押し寄せれば大混乱を招く。対応が待たれる。

 ジャニーさんから引き継いだ滝沢の育成も課題はある。滝沢社長はすでに引き継いだグループを舞台に立たせているが、舞台の演出や構成はジャニーさんのそばで見聞していたノウハウを基盤に徐々に滝沢色を出していくとみられている。問題は少年の発掘。ジャニーさんは履歴書の写真を見ただけで少年の10年先まで見えるという独特の感性があった。舞台演出と違い、感性は教えられない。滝沢の感性でどんな原石を見つけることができるかは未知数である。

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