韓国ドラマのリメイク版が日本でヒットしない決定的な理由

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■「半沢直樹」のように社会現象にならないのは?

 分かりやすい例を挙げると、「ごめん、愛してる」(04年、KBS)だろう。韓国で放送された当時は、“ミサ廃人”と呼ばれる社会現象が起きた。これは韓国のタイトル「ミアナダ(ごめん)、サランハンダ(愛してる)」から取ったものだが、廃人のごとく、ドラマを見終わった後は何も手につかない人々が続出。このワードが社会現象となり、最高視聴率も29.2%を叩き出した。

 ところが、17年7月期にTBS系の「日曜劇場」で、TOKIO長瀬智也の主演でリメイク版が放送されると、平均視聴率は9.7%にとどまった。

 なぜ、韓国で大ヒットし、人気を約束されていたはずのリメイク版ドラマが奮わないのか。シナリオ自体に問題はないのだが、やはりそこには、役者の演技力であったり、社会的な背景が日本人の感覚に合わないということが考えられる。

「ボイス 110緊急指令室」(日本テレビ系)でいうと、真木よう子の演技が空回りしていて、せっかくのストーリーが頭に入ってこない。

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