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原田曜平マーケティングアナリスト・信州大学特任教授

1977年、東京都生まれ。マーケティングアナリスト。慶大商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーなどを経て、独立。2003年度JAAA広告賞・新人部門賞受賞。「マイルドヤンキー」「さとり世代」「女子力男子」など若者消費を象徴するキーワードを広めた若者研究の第一人者。「若者わからん!」「Z世代」など著書多数。20年12月から信州大特任教授。

ひろゆき氏が提言「国家の未来と個人の幸せは別の話」

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■東京から始まる地方創生プラン

原田 僕はもう少し前向きで、こと東京に限って言えば、これから全盛期がやってきて、それが地方に波及することで本当の意味での地方創生につながるという期待があります。どういうことかといえば、さらに移民政策をとることが前提ですが、東京の人口のピークは2025年といわれています。人口が膨らめば物価も地価もGDPもパンパンに上昇するでしょう。そうなるとニューヨークやロンドン、シドニーのように家賃が高すぎて住めない人が増加。結果、もともとの住民であるいわゆる江戸っ子も東京に住めなくなり地方への移住が促進。強制的な人口移動が起きるのではないかなと。それを移民をもっと増やすことで更に加速させるのです。

ひろゆき なるほど。

原田 まずは東京に一極集中することで地方に波及するというモデルが描けます。4代続く江戸っ子の原田家も東京に住めなくなる日が来るかもしれませんが(苦笑)。

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