「ミス・ジコチョー」松雪泰子は“失敗”を振り返らない?

公開日: 更新日:

「私、失敗しないので」はご存じ、連続ドラマ「ドクターX」の決めゼリフ。米倉涼子(44)が演じる大門未知子のこれを聞かないと「木曜の夜はすっきりしない」という人も多いだろう。もはや水戸黄門の「この印籠が目に入らぬか」よりも有名なセリフになった、と言っても過言ではないかもしれない。

 では、正反対の「私、失敗しちゃった」のセリフがお約束となっているドラマとは?

 答えは、10月スタートのNHKの連ドラ「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」(金曜夜10時)である。この世で起きたさまざまな事故を第三者の目で調べる「事故調査委員会(事故調)」を題材にしたミステリーで、主役の天才工学者・天ノ真奈子を演じているのは、松雪泰子(46)だ。

「事故調査というものは、どんな面々が集まり、どんなふうに進んでいくのか。みんなが気になるその部分にスポットを当てたドラマというのが面白い。天ノは他人の失敗が大好物で、“失敗学”も研究中という、何とも言えない不思議キャラ。そこも見どころです」(テレビ誌ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか