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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

真剣佑を静かに見守る「子の七光り」で輝く千葉真一の金言

公開日: 更新日:

 芸能生活60周年記念祝賀会を開催した千葉真一(80)が3人の子供に向けた言葉には重みがあった。

 芸能界が「肩書」時代になって久しい。「巨乳」「東大出」など懐かしい肩書が闊歩した時代もあった。最近はデビュー後に「作家」「俳優」の肩書を付ける芸人もいるが、「○○の子供」は不変。親の名前が大きいほどインパクトある肩書となりデビュー時から関心度は増す。

 半面、プレッシャーにもなってくる。親の七光もやがて光は落ちていく。自身で光を発する実力を身に付けなければ芸能界で生き残るのは難しい。

 すでに「あの子どうしているの」という2世も少なくない。そんな時代に逆行するように、あえて親の七光を頼らずデビューしたのが宇多田ヒカルだった。

「ドクターX」の大門未知子を紹介するナレーション風にすれば、〈例えばこの女、親の七光を嫌い、必要以上の露出を嫌い、群れも嫌い、シンガー・ソングライターのスキルだけが武器だ〉。

 後に宇多田の母親が演歌歌手の藤圭子さん(故人)だったことを知り、母親の歌とのギャップもあり人気はさらにヒートアップした。そんなことを思い出したのが千葉と親子が揃った祝賀会だった。

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