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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

脂肪肝でも大丈夫…診療経験40年超の私がすすめる意外なお菓子

公開日: 更新日:

 驚くことに、肝臓の健康を守る代表的な食品が高カカオチョコレートなのです。「チョコレートは糖質が多いのでは?」と思われるかもしれませんが、カカオ70%以上の高カカオチョコなら大丈夫。高カカオチョコには、「70%」「80%」「90%」など、さまざまなカカオ含有量のものがありますが、おすすめは70%くらいのチョコレート。80%、90%でも構いませんが、「苦すぎる」という人もいらっしゃいます。効果はさほど変わらないので、口に合うタイプを選んでください。

 なぜ、高カカオチョコがそれほどの効果を発揮するのでしょう。大きな理由は、原材料のカカオには、何と赤ワインの5倍のポリフェノールが含まれている点にあります。

 ポリフェノールとは食べ物が持つ色素や苦みの成分で、強力な抗酸化作用があることが最大の特徴です。特に、カカオポリフェノールの抗酸化作用は大変強力で、体内の活性酸素を除去する効果が期待できるのです。

 活性酸素は細胞などを酸化させて病気や老化の原因となる物質です。とりわけ肝臓は活性酸素に弱い臓器として知られています。高カカオチョコが持つ抗酸化作用で、肝機能が守られているわけです。また、カカオポリフェノールには肝臓に脂肪をため込むインスリンの分泌を抑える作用があり、脂肪肝の進行防止に役立ってくれています。

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